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J-GLOBAL ID:200902279127679203   整理番号:09A1042295

緩速砂ろ過によるビスフェノールの除去

Removal of bisphenols by slow sand filtration
著者 (9件):
資料名:
巻:号:ページ: 263-268  発行年: 2009年 
JST資料番号: H0933B  ISSN: 1606-9749  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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緩速砂ろ過における生物分解と高度光触媒分解を用いて,ビスフェノール類(BPs)の除去におけるそれぞれの相殺効果を示した。緩速砂ろ過により8種のBPの除去を試みた。BPA,BPB,BPE,BPF,BPS,チオビスフェノール(TBP)及びジヒドロキシベンゾフェノン(DHB)の除去率は初期濃度100μg/Lでは90%以上の高い値を示したが,BPPの除去率は30%に止まった。また,可視光照射下でPt担持多孔性光触媒によるBPsの除去を検討した。BPA,BPB,BPE,BPF,BPP,及びTBPの除去率は,初期濃度10mg/Lで90%以上であった。BPsとDHBの除去率は夫々,20%と30%と低かった。BPPの除去率は緩速砂ろ過では低かったが,Pt担持光触媒はBPPを効果的に除去した。BPSの除去はPt担持触媒では低かったが,緩速砂ろ過は効果的に除去した。緩速砂ろ過とPt担持光触媒の組合せはBPsの分解に役立つかもしれない。光触媒反応によるBPsの分解の大きさは電子供与性フロンティア電子密度に関係している可能性がある。しかし,緩速砂ろ過におけるBPsの分解性はPt担持二酸化チタンでの光触媒反応における分解性と同じではない。緩速砂ろ過に汚pけるBPsの生分解性は分子軌道計算では説明できない。
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分類 (3件):
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用水の生物学的処理  ,  用水の化学的処理  ,  その他の汚染原因物質 
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