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J-GLOBAL ID:200902279143110806   整理番号:08A0363869

家族性および特発性筋萎縮性側索硬化症におけるTDP-43突然変異

TDP-43 Mutations in Familial and Sporadic Amyotrophic Lateral Sclerosis
著者 (21件):
資料名:
巻: 319  号: 5870  ページ: 1668-1672  発行年: 2008年03月21日 
JST資料番号: E0078A  ISSN: 0036-8075  CODEN: SCIEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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筋萎縮性側索硬化症(ALS,別名Lou Gehrig’s disease)は致死性の運動ニューロン疾患であり,ユビキチン化されたTAR DNA結合蛋白質(TDP-43)封入体を病理学的特徴とする。神経系におけるTDP-43のメカニズムは不明であり,神経変性の機序においても,その役割は解明されていない。ALSは家族性で,常染色体優性遺伝形式を有する症例(FALS)の5%から10%にみとめられる。本研究では,特発性および家族性のALS症例につき,TARDBP遺伝子が高度に保存されている領域内の近接部位において,突然変異を発見したので報告する。TDP-43の役割を調べるために,同家系の患者から,TARDBPM337V変異,すなわち,337位メチオニンのバリンへの変異を分離した。同一の家系の全ゲノムを対象とした連鎖解析では,連鎖は染色体の1p36,すなわち,第1染色体短腕36に限局していた。この領域にはTARDBP遺伝子座が含まれている。変異型TDP-43は,in vitroおよびin vivoにおいて,野生型よりも簡単に断片化し,神経細胞にアポトーシスが誘導された。ニワトリ胚においては,発育遅滞がみとめられた。本研究から,TDP-43とALSには病理学的な関連性があることが示唆された。
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分類 (3件):
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神経系の疾患  ,  運動器系の疾患  ,  先天性疾患・奇形一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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