抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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河川の流砂量を間接的に観測するハイドロフォンシステムは,観測の安定性・連続性において優れているが,河川の流量がハイドロフォンパルスに与える影響については,これまで十分に検討されていない。北陸地方の100~200km
2規模の2河川流域の3地点における3つの観測事例を対象に,事例ごとに増幅率の統計的な適合性を検討した。その結果,ハイドロフォンパルスに対応する流砂としては下限粒径0.85mmのものが安定性が高く,最も良く相当する可能性の高いことを示唆した。また,流量が本システムの捕捉率に与える影響については,特定の流量幅において,流砂量に比べてパルス数が不釣合いに増減する場合がありうることを示した。