抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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現行のアクティブ振動制御装置は,(A)アクチュエータと固定面を用いて制御対象の支持と振動制御を行う方式と,(B)振動制御対象に付加質量を取付け,慣性力で振動制御を行う方式の2つに大別される。(A)は振動絶縁性能に優れるが,装置が大型化しやすい。(B)は比較的小さく装置を構成できるが,制御系設計が複雑で,(A)の様な振動絶縁性能を得る事も一般には難しい。そこで本論文では,両方式の長所を取込んだ振動制御手法として「直接慣性力制御」を提案した。本手法では振動制御に必要な力を慣性力制御にて生成し,制御対象に与える。「直接慣性力制御」の有効性は,本手法を用いた振動制御装置を試作し,実験により確認した。(著者抄録)