抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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オホーツク海南部の千島海盆の海面高度の季節変動を調べるために格子化された海面高度計データを複素経験的直交関数(CEOF)解析した。CEOF第1モードに1年周期の変動が現れその寄与率は47%であった。その空間的な特徴は,千島列島で振幅が小さく海盆北縁に向かって振幅が大きくなるということと二つの極値を持つことである。その振幅は熱フラックスによるステリック変動だけでは説明がつかなかった。OGCMの結果を考察し,これらは千島海盆の高気圧性循環が夏に強まり冬に弱まるという季節変動を表すものだと考えられた。ERSの潮汐エリアシングについても軌道データを使って考察をした。(著者抄録)