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J-GLOBAL ID:200902279462201520   整理番号:08A0888232

水準測量と地理位置システムから推論される雲仙火山下の圧力源

Pressure sources beneath Unzen Volcano inferred from leveling and GPS data
著者 (3件):
資料名:
巻: 175  号: 1-2  ページ: 100-109  発行年: 2008年07月30日 
JST資料番号: B0770B  ISSN: 0377-0273  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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雲仙火山は1990年から1995年まで噴火し,その結果として発生した火山変形をGPS,水準測量,傾斜計とEDMにより測定した。観察された最大の垂直変位は,島原半島西部の8cmの沈下であった。得られた測地学データに基づいて,数多くのマグマ溜まりモデルが提案された。しかしながら,これらのモデルは,それまでの研究で噴火の過程で集められたデータのみを使用していたので,噴火が終わったあとの千々石湾の周囲で観察された火山の変形を説明することができなかった。したがって我々は,マグマ溜まりのモデルを,噴火の間とその後の両方の測量を含めた水準測量とGPSのデータを使用して再検討した。我々は,測点に適用する高度補正に,Mogiモデルを適用させた。各々の源に,経度,緯度,深度と体積変化の4つのパラメータがある。各々の源のパラメータを,グリッド検索スキームを使用して推定した。我々はまた,1986~2004年の間の垂直と水平の変形を説明する雲仙の下の圧力源の数を固定するために,AIC (Akaike Information Criterion)を使用した。その結果は,雲仙火山の下に4つの圧力源があり,マグマは,千々石湾の下からこの噴火により形成されたクレーターまで,およそ45°の角度で斜めに上昇したことを示す。噴火が停止したあと,深い源へのマグマの還流が,1996年以後に我々が実施した水準測量に基づいて確認された。我々は,我々の源モデルを,いくつかの地震のデータセットと比較した。雲仙が噴火する前に,1989年から1990年まで,圧力源が地震震源の直下に検出される地震群が発生していた。他の屈折波地震の研究は,我々のこれらの圧力源の場所の推定を支持する。体積変化の値を使用し,我々は,この深い源へのマグマの供給は,少なくとも1984年から噴火が停止した後まで,2.0~2.5m3/yrの割合で継続したと推測した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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地球熱学,火山物理学 
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