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J-GLOBAL ID:200902279465905944   整理番号:08A0138079

伊豆-小笠原-マリアナ弧地殻の構造と成長 1.マリアナ弧-背弧系の地殻とマントル構造における地震的な制約

Structure and growth of the Izu-Bonin-Mariana arc crust: 1. Seismic constraint on crust and mantle structure of the Mariana arc-back-arc system
著者 (5件):
資料名:
巻: 113  号: B1  ページ: B01104  発行年: 2008年01月31日 
JST資料番号: C0294A  ISSN: 0148-0227  CODEN: JJGRDA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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活動源地震プロファイリングに基づいて,マリアナ弧-背弧系(MABS)の地殻と上部マントルに関して,高解像地震速度モデルを提示する。主な性格は,(1)最上部マントル,特にマリアナ弧(MA)と西マリアナ海嶺(WMR)下の深部反射面における<8kms-1の遅いマントル速度,(2)マリアナ・トラフ(MT)軸の相対的に厚い地殻下の上部マントル内の深部反射面,火山フロント下とMT付近の低速度下部地殻(6.7-6.9km-1)の分布,および(4)MABS下の地殻と上部マントルの構造的な性格に付加している,MAとMTとの間,およびWMRとParece Vela盆地(PVB)間の境界地域下の高速度下部地殻(7.2-7.4kms-1),である。上に記載された性格のうちで,性格1は,WMRが現在消滅した弧であることを考慮すると,遅いマントル速度と深部反射面がモホ面を横断する上部マントルへの下部地殻残余の転移によって説明されることを示唆している。一方,性格2は,MT軸下の深部反射面の起源が強い振幅を持つ回折性信号に起因する低速度物質である可能性を示唆し,性格3は低速度の下部地殻が地殻成長を前進させたことを示唆するとともに,性格4は弧-背弧遷移帯下の高速度下部地殻が蛇紋岩化したかんらん岩よりもむしろ,マントルかんらん岩の広範な部分溶融もしくは弧火成活動の最終ステージで形成された苦鉄質/超苦鉄質物質から構成されていることを示唆している。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
海洋地質学  ,  地殻・上部マントルの構造・組成 

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