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J-GLOBAL ID:200902279488416487   整理番号:08A0332636

農林水産バイオリサイクル研究-畜産エコチーム-第1編 家畜排せつ物の臭気低減技術の開発 第3章 廃棄物系バイオマス等を利用した臭気低減技術と既存技術との組合せによる臭気低減技術の実用化 5 林地残材を活用した簡易脱臭法の開発(豚ふん臭気への対応)

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資料名:
号: 463  ページ: 52-55  発行年: 2008年03月26日 
JST資料番号: S0070A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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家畜糞の堆肥化過程で発生するアンモニア等の悪臭を低減するため,低コストな簡易脱臭装置や脱臭後の資材等を再利用できる処理法が求められている。豚糞の堆肥化初期に発生する高濃度臭気を,吸引通気式堆肥化により通気と兼ねて吸引し,現在開発中の簡易スクラバでアンモニアを回収し,地域の未利用バイオマスである林地残材を活用した簡易脱臭槽を組み合わせて脱臭する技術を開発し,1)豚糞の吸引通気式堆肥化は,圧送通気と同程度の通気量で好気発酵が促進され,堆肥原料表面から揮散するアンモニア濃度を圧送通気の10%以下に低減できる,2)簡易スクラバでは,吸引したアンモニア濃度の99%以上を除去でき,薬液に使用したリン酸溶液は,アンモニアと結合してリン酸アンモニウム溶液となり,堆肥原料中の減少した窒素の約65%を回収できる,3)林地残材脱臭槽では,簡易スクラバで除去不能な硫化水素を約90%,メルカプタン類を約80%除去できる,4)簡易スクラバと林地残材脱臭槽の組合わせで,堆肥化初期に発生する高濃度の複合臭気を効果的に脱臭できる,5)脱臭に使用した林地残材は,水分含量が高くなるが,堆肥化副資材として豚糞に混合するオガクズ等の一部に利用できる,ことが分かった。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
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分類 (3件):
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農業廃棄物処理  ,  排ガス処理法  ,  資源回収利用 
タイトルに関連する用語 (15件):
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