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J-GLOBAL ID:200902279490877033   整理番号:08A0185479

気候変化損害評価において経済的動学が重要な理由:極端な出来事に関する説明

Why economic dynamics matter in assessing climate change damages: Illustration on extreme events
著者 (5件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 330-340  発行年: 2007年04月20日 
JST資料番号: W0911A  ISSN: 0921-8009  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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極端な出来事は,気候と社会経済システムが相互作用を通じる主要チャネルの一つで,気候変化はそれらが生み出す損失の確率分布を修正することがあり得る。しかし,気候変化の評価に使う長期成長モデルは,そのような短期ショックの影響を捉えることはできない。この問題を調査するために,非均衡動的モデル(NEDyM)を使い,極端な出来事のマクロ経済的結果を評価する。この実行により,その直接コストに対する極端な出来事による全体的生産損失の比率として,経済増幅率を定義する。この比率は防止策の費用便益分析を改善するために使用することができる。Solowのようなモデルと違って,NEDyMはGDP損失の分岐点を提示する。すなわち,再建に資金を供給する能力の各値に対して,GDP損失は極端な出来事の強度と頻度がしきい値以下であれば緩やかなままであるが,それを超えればGDP損失は急激に増加する。この分岐は繰り返し天災に見舞われる貧しい国々が発展できない理由を部分的に説明している。気候変化の特定問題に適用することにより,このモデルは長期損害評価において短期的制約の重要性を強調し,極端な出来事の分布変化は特定の適応の欠落で重大なGDP損失を伴う可能性があることを示す。従って,不正確に低い損害の査定を避けるために,専門家は平均原価ではなく,極端な出来事の分布を考慮し,将来の経済の組織に関して明示的に想定しなければならないことを示唆する。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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産業経済  ,  環境問題 
タイトルに関連する用語 (5件):
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