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J-GLOBAL ID：200902279570727288   整理番号：08A0536111

KcsAカリウムチャネルにおけるpH検出の分子機構

Molecular mechanism of pH sensing in KcsA potassium channels

著者 (4件)： THOMPSON Ameer N. (Weill Cornell Medical Coll., NY) ,  POSSON David J. (Weill Cornell Medical Coll., NY) ,  PARSA Pirooz V. (Weill Cornell Medical Coll., NY) ,  NIMIGEAN Crina M. (Weill Cornell Medical Coll., NY)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 105  号： 19  ページ： 6900-6905  発行年： 2008年05月13日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細菌カリウムチャネルKcsAは高濃度の細胞内プロトンによってpH<5.5で開口する。KcsAのN及びC末端の鍵となるイオン性残基を,荷電に関してそれらのプロトン化された相対物様の残基と取り替えることによって,pH9.0まで開口しているKcsAチャネル変異体を構築した。これらの残基はプロトン結合部位に存在し,それらは中性pHで,閉口状態を安定化させる束交差近くで,サブユニット間及びサブユニット内の塩橋と水素結合の複合ネットワークを形成した。このモデルでは,これらの残基が酸性pHでイオン化状態を変え,それによってこのネットワークを崩壊させ,チャネルゲート近くの静電気的状態を変えて,チャネル開口を助けた。

シソーラス用語： *カリウムチャネル ,  *膜貫通タンパク質 ,  陽子 ,  プロトン化 ,  結合部位 ,  サブユニット ,  水素結合 ,  イオンセンサ ,  水素イオン濃度 ,  突然変異体 ,  *KcsA ,  塩橋 ,  *イオン輸送 ,  *輸送 ,  *生体輸送 ,  *生体内イオン輸送

分類 (1件)： 細胞膜の受容体  (EF04030C)

タイトルに関連する用語 (4件)： KcsA ,  カリウムチャネル ,  pH ,  分子機構