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J-GLOBAL ID:200902279619389812   整理番号:09A0116196

MgAl2O4における高圧転移とMg2Al2O5の新しい高圧相

High-pressure transitions in MgAl2O4 and a new high-pressure phase of Mg2Al2O5
著者 (5件):
資料名:
巻: 182  号:ページ: 389-395  発行年: 2009年02月 
JST資料番号: H0505A  ISSN: 0022-4596  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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MgAl2O4における相転移をマルチアンビル装置を用いて21~27GPa及び1400~2500°Cの範囲で調べた。MgAl2O4スピネルの高圧分解生成物のMgOとAl2O3コランダムとの混合物を26~27GPa及び1400~2000°Cでカルシウムフェライト型のMgAl2O4に結合させた。25.5GPaより低い圧で2000°Cを超える温度でAl2O3コランダムとMg2Al2O5組成の新しい相の混合物が安定に生成した。MgO+Al2O3とMg2Al2O5+Al2O3の二つの領域の相転移境界は著しく負の圧-温度勾配を持つ。Mg2Al2O5の粉末X線回折プロファイルに基づく構造解析及びRietveld精密化の結果,この相は斜方晶系の対称性(Pbam)を有する新しい構造タイプで,格子定数はa=9.3710(6)Å,b=12.1952(6)Å,c=2.7916(2)Å,V=319.03(3)Å3,Z=4と決定された。構造は稜共有及び頂点共有の(Mg,Al)O6八面体から成り,c軸に沿った稜共有八面体から成る鎖を含む。Mg原子の一部は稜共有(Mg,Al)O6八面体の鎖で囲まれたトンネル内の六配位の三角柱サイトに位置する。構造はルドウイッジャイト(Mg,Fe2+)2(Fe3+,Al)(BO3)O2と関係がある。Mg2Al2O5相のモル体積は2MgOと2Al2O3コランダムのモル体積の和よりも0.18%小さい。コランダム型の相とルドウイッジャイト関連の構造を持つ相の混合物を生成する高圧分解は,様々なA2+B3+2O4化合物の中でMgAl2O4にのみ見出された。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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塩基,金属酸化物  ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造 
タイトルに関連する用語 (3件):
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