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J-GLOBAL ID:200902279671073092   整理番号:08A1223571

ポリ(トリメチレンテレフタレート)繊維のCO2レーザー加熱延伸における初期構造形成

Initial structure development in the CO2 laser-heated drawing of poly(trimethylene terephthalate) fiber
著者 (10件):
資料名:
巻: 49  号: 26  ページ: 5705-5713  発行年: 2008年12月08日 
JST資料番号: D0472B  ISSN: 0032-3861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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PTTの連続延伸において迅速かつ均一なレーザー加熱でネック延伸点を固定できることにより,1ms以下の時間分解能のin situ測定により連続延伸プロセスにおける繊維構造形成をうまく分析することができた。本論分では,連続延伸時にCO2レーザー加熱装置により制御されたネック点近傍でのPTTの繊維構造形成をWAXD,SAXS,繊維温度のオンライン測定を通して検討した。レーザー照射により到達する繊維温度はネック点を0mmとすると大体-3mm位から始まり90°C位に上昇するが,これはPTTのTg45°Cの後である。繊維温度の急激な上昇は垂直上昇をもって継続しネック点近傍でプラスチックの分解が起こる。結晶回折パターンはネッキングの後0.415msの緩和時間をもって最初に現れ緩和時間とともにほとんど一定状態で残った。完全に延伸された繊維の最終の結晶回折パターンは初期段階のものとほとんど差異がない。PETの場合メソ相の形で二次元的に配列した構造はネッキングの後直ちに検出できるが,PTTではこの現象は観察されなかった。緩和時間とともに(002)平面のdスペースは初期のall-transコンフォメーションからtrans-gauche-gauche-transコンフォメーションへの転換によって徐々に減少し,最終的にPTT分子鎖はtrans-gauche-gauche-transコンフォメーションとなる。SAXSパターンはネッキングの後直ちにX形で現れる;散乱密度は個々の結晶成長によって子午線方向に集中し2msで二点散乱が現れ始めた。8ms後に典型的な二点散乱パターンが顕著になりその密度は緩和時間とともに増加した。緩和時間の増加とともに長緩和時間は減少するが子午面(002)の結晶サイズはほとんど変わらない。長緩和時間の減少はアモルファス領域の鎖緩和によって引き起こされるらしい。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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高分子固体の構造と形態学  ,  繊維物理 
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