文献
J-GLOBAL ID:200902279723787218   整理番号:09A0812490

力学モデルを用いた風害の危険度評価に関する研究

著者 (2件):
資料名:
号: 10  ページ: 4-10  発行年: 2009年03月31日 
JST資料番号: L3681A  ISSN: 1341-8092  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
近年の木材需要低迷から,伐採適期が遅れた長伐期林分が増加し林分が過密になっている。台風被害の増加が危惧されている。本稿では,風害の危険度について,簡易な力学モデルを用いて危険度を算出し,樹木形状の指標である形状比や樹冠長比との関係を研究した。その結果,風害の危険度は形状比の指数乗に比例し,形状比によって定量的に風害の危険度を評価できる可能性があると判った。この過程で,被害が根返りよりも幹折れの方が形状比の影響を受け易いとも判った。枝打ちしたと仮定してのシミュレーションでは幹折れの危険度は変わらないが根返り危険度は改善されると示唆された。樹冠長比が高いほど風害の危険度が高く,樹冠長比と形状比の間に負の相関があることも判った。結果として,風害の危険度を下げる為には樹冠長を低くする事が重要である。この事から対策の枝打ちは推奨できず,樹冠比を維持しながら形状比を低く抑え,枯れ枝を速やかに落とすべきと結論した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
森林保育  ,  自然災害 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る