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J-GLOBAL ID：200902279781047674   整理番号：08A0248432

動力源としての牛馬

著者 (1件)： 緒方正則 (関西大 システム理工)
資料名： 日本機械学会誌  (Journal of the Japan Society of Mechanical Engineers)
巻： 111  号： 1072  ページ： 170-171  発行年： 2008年03月05日 
JST資料番号： F0228A  ISSN： 0021-4728  CODEN： NKGKA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 人類の誕生から馬を使った農耕までの歴史を振り返った。人類は約10万年前にアフリカでホモ・サピエンス,クロマニョン人へと進化した。6万年前ごろ,結氷した海を渡って世界各地に移動していった。約1万年前ごろから気候が安定し,人類は狩猟や採集生活をして洞窟や森林に居住していた。やがて,平地や水辺に進出して初期農耕が始まった。そのころ,野生動物を飼い慣らして家畜化するようになり,農耕に畜力を利用するようになる。5000年前のメソポタミアの円筒印章や,3500年前のエジプトの墳墓の壁画に畜力の利用が描かれている。

シソーラス用語： *農業 ,  *動力 ,  *家畜 ,  *歴史 ,  *農業史 ,  *産業
準シソーラス用語： *畜力

分類 (1件)： 農林水産一般  (FA01010X)

引用文献 (12件)：

• 世界に広がる人類. 2007
• 遺丘と女神-メソポタミア原始農村の黎明-. 2007
• 仁田三夫. 古代エジプト文明の秘宝. 2006, 46
• 畜力による耕作. 新聞「農民」. 2002, 10, 7
• 第37期計測部会企画, 馬力に関する座談会. 日本機械学会誌. 1959, 62, 490

タイトルに関連する用語 (1件)： 動力源