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J-GLOBAL ID：200902279865833047   整理番号：09A0837708

今後の電気化学上の問題の要求に合うイオン液体材料

Ionic-liquid materials for the electrochemical challenges of the future

著者 (5件)： ARMAND Michel (Univ. Picardie Jules Verne, Amiens, FRA) ,  ENDRES Frank (Clausthal Univ. Technol., Clausthal-Zellerfeld, DEU) ,  MACFARLANE Douglas R. (Monash Univ., Victoria, AUS) ,  OHNO Hiroyuki (Tokyo Univ. Agriculture and Technol., Tokyo, JPN) ,  SCROSATI Bruno (Univ. Sapienza, Rome, ITA)
資料名： Nature Materials  (Nature Materials)
巻： 8  号： 8  ページ： 621-629  発行年： 2009年08月 
JST資料番号： W1364A  ISSN： 1476-1122  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 低融点,熱・化学安定性,高イオン伝導性などの特異な溶媒性能から可能となった,イオン液体の応用についての最新の進歩を現在の最大の問題であるエネルギー分野を中心に概説した。始めに,金属及び半導体の電析用の優れた媒質であり,電気めっきを革新する可能性のあるイオン液体を溶媒に用いたゲルマニウムナノワイヤの電析,Ge_xSi_1-x光ルミネセンス半導体の電析などを解説した。次に,エネルギー管理を取上げ,現行の溶液型二次電池や開発中のLi⁰固体二次電池に代わる将来のイオン液体系Liイオン二次電池(ゲル又はポリマ),水素動力車用高分子電解質膜燃料電池のイオン液体系膜などを説明した。続いて生物科学として,イオン液体への蛋白質の可溶化の方法,酵素によってエネルギー生成する非水系の生物燃料電池の開発を取上げ,最後に2個の導電性ポリマ電極(平行又は同心電極)への電気刺激(電圧印加)に応答して機械的曲げ又は軸方向運動を生じさせる電気機械アクチュエータなどの生体力学を説明した。

シソーラス用語： *イオン液体 ,  *電気化学 ,  研究開発 ,  *電着 ,  溶媒 ,  ゲルマニウム ,  ナノワイヤ ,  *エネルギー管理 ,  *クリーンエネルギー ,  リチウム二次電池 ,  電解質 ,  電気自動車 ,  固体高分子形燃料電池 ,  水素燃料 ,  燃料電池 ,  非水溶液 ,  *生体力学 ,  アクチュエータ ,  生物燃料電池 ,  アニオン
準シソーラス用語： 電気機械アクチュエータ

分類 (4件)： 融解塩  (CB05050R) ,  電気化学一般  (CB07010N) ,  二次電池  (YB04030K) ,  燃料電池  (YB04040V)

物質索引 (2件)： 1-エチル-3-メチルイミダゾリウム ,  ビス(トリフルオロメチルスルホニル)アミンアニオン

タイトルに関連する用語 (3件)： 電気化学 ,  イオン ,  液体材料