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J-GLOBAL ID:200902280078136540   整理番号:09A0078543

火道内のマグマの宇宙線ミューオンイメージング:日本,薩摩硫黄島火山の脱ガス過程

Cosmic-ray muon imaging of magma in a conduit: Degassing process of Satsuma-Iwojima Volcano, Japan
著者 (5件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: L01304  発行年: 2009年01月13日 
JST資料番号: H0609B  ISSN: 0094-8276  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ミューオンラジオグラフィーでは,全ミューオン経路に沿った平均密度が射影される検出器に平行な物体を通る断面が得られ,これはX線写真に似ている。ごく最近,エマルションフィルムを用いて火山の内部を可視化する手段が得られた。より大きな火山をより短時間で図化するためには,より多くのミューオンイベントを収集するためにより大きな検出器が必要である。しかし,図化に要する時間は検出面積に比例する。この問題を解決するために,本報では可搬組立て式宇宙線ミューオン望遠鏡モジュールを開発し,日本の硫黄岳火山の火道内のマグマの密度分布を図化した。火山のふもとに,面積1m2のミューオン検出器を設置した。火口底下で変動している層厚や密度に依存した,差分吸収された宇宙線ミューオンを図化した。密度異常が火口域に局在しているという仮定の下で,火道中の密度分布と火道形態が良好に図化された。観測されたマグマ上端の位置は,2002年にKazahaya他によって提案された流紋岩系の脱ガスモデルと整合した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
地球熱学,火山物理学  ,  ミュー粒子とニュートリノ 

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