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J-GLOBAL ID:200902280144416303   整理番号:09A0200832

これまで分類できなかったA群ロタウイルスの新たなVP7,VP4,およびVP6遺伝子型の特性解析

Characterization of novel VP7, VP4, and VP6 genotypes of a previously untypeable group A rotavirus
著者 (4件):
資料名:
巻: 385  号:ページ: 58-67  発行年: 2009年03月01日 
JST資料番号: H0793A  ISSN: 0042-6822  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ロタウイルスは世界中で最もよく発生する乳幼児における急性胃腸炎の原因であるが,発展途上国のロタウイルスの症例では年間~600,000人近い死者を数える。われわれは5年間にわたってエクアドル北部沿岸の22の農村地方でロタウイルスを疫学的に研究した。250のロタウイルス陽性ふん便試料のうち,RT-PCRによりVP4およびVP7の遺伝子型が分類されなかったのは,それぞれ77%および63%であった。試料の分解の可能性も考えられたが,いくつかの型分類できない試料におけるロタウイルスの安定性の試験的な検査とロタウイルス様粒子のEM観察よりその可能性は低められた。最後に,ほとんどの報告されているVP4およびVP7プライマーを用いて分類できなかった試料であるEcu534を代替プライマーを用いて増幅した。VP7,VP4,およびVP6の完全遺伝子断片の解析より,新たな遺伝子型およびほとんどの既報のプライマー配列とのヌクレオチドの不一致を明らかにした。他の調査結果も考慮し,これらの結果よりプライマーミスマッチが遺伝子型分類ができないことの広汎な理由であり,ロタウイルスの多様性の大きい国々では特に問題であろう。本研究で示した新たな配列のGenBank受け入れ番号はEU805775(VP7),EU805773(VP4),EU805774(VP6)であり,RCWGはこれらをそれぞれ新たな遺伝子型G20P[28]I13に分類した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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ウイルスの形態学,分類学  ,  遺伝子の構造と化学 
タイトルに関連する用語 (4件):
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