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J-GLOBAL ID:200902280343145645   整理番号:09A0536482

ゼブラフィッシュ小脳の解剖学とその発生に影響を及ぼす変異のスクリーニング

Anatomy of zebrafish cerebellum and screen for mutations affecting its development
著者 (10件):
資料名:
巻: 330  号:ページ: 406-426  発行年: 2009年06月15日 
JST資料番号: C0522A  ISSN: 0012-1606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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小脳は,感覚認知と運動制御の統合に重要であるが,哺乳類においてその構造はほとんど調べられている。ここでは,分子マーカーとトランスジェニック系を用いて,ゼブラフィッシュ成魚における小脳の細胞型と神経路を報告する。小脳ニューロンは,2つの主要なグループ,GABA作動性ニューロンとグルタミン酸作動性ニューロンに分類される。Purkinje細胞は,GABA作動性ニューロンであるが,パルブアルブミン7,炭酸脱水素酵素8およびアルドラーゼC様(ゼブリンII)を発現する。グルタミン酸作動性ニューロンは,vglut1+顆粒細胞およびvglut2high細胞であり,Purkinje細胞の入力を受ける,つまり,一部のvglut2high細胞は,広樹状突起細胞であり,それらは,哺乳類の深部小脳核に相当する。成魚小脳にolig2+ニューロンを発見し,少なくともそれらの内の一部は,広樹状突起細胞であることを解明した。顆粒細胞から登上および苔状求心性線維,遠心性線維および平行線維のマーカーを同定した。さらに,視蓋および前後後脳における小脳様構造は,小脳と同様のパルブアルブミン7およびVglut1発現プロファイルを示すことを見出した。GABA作動性およびグルタミン酸作動性ニューロンの分化は,受精3日後(dpf)に始まり,層は,5dpfに初めて検出される。抗パルブアルブミン7およびVglut1抗体をPurkinje細胞および顆粒細胞軸索をそれぞれ標識するために用いて,神経路形成および小脳ニューロン発生に影響を及ぼす変異をスクリーニングした。データは,ゼブラフィッシュ小脳発生の今後の研究の構築基盤を提供する。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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発生と分化 
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