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J-GLOBAL ID：200902280356378487   整理番号：08A0205909

シンナモイル基を含む新規光異性化液晶ポリマーの合成および特性評価

Synthesis and Characterization of Novel Photoisomerizable Liquid Crystalline Polymers Containing Cinnamoyl Groups

著者 (2件)： YANG Po-Chih (National Cheng Kung Univ., Tainan, TWN) ,  LIU Jui-Hsiang (National Cheng Kung Univ., Tainan, TWN)
資料名： Journal of Polymer Science. Part A. Polymer Chemistry  (Journal of Polymer Science. Part A. Polymer Chemistry)
巻： 46  号： 4  ページ： 1289-1304  発行年： 2008年02月15日 
JST資料番号： C0337C  ISSN： 0887-624X  CODEN： JPLCAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 側鎖液晶ポリマー(SCLCPs)は広い用途が期待されるため,近年脚光を浴びている。ここでは,フェニル安息香酸またはフェニルけい皮酸セグメントを,メソーゲン中心として組み込んでいる一連の新規液晶モノマーおよびポリマーを合成し,フォトクロミズム性けい皮酸誘導体の感受性,およびアゾベンゼンの熱不安定性の欠陥克服性を調べた。これらすべての単量体と重合体について,液晶,熱,および光誘導特性を調べた。これらの重合体は,CHCl₃,トルエン,DMFなどの普通の有機溶媒に素晴らしい溶解度を示し,340°C以上で5%の重量減という分解温度(Td)を持つ良い耐熱性を示し,窒素大気下の430°C以上で,およそ50%の量減であった。走査電子顕微鏡検査を用いて,合成したコレステリック重合フィルム(CP2)のピッチの長さ(およそ574nm)を推算した。これらのフォトクロミズム性ポリマーはおよそ264nmか320nmで強いUV-vis最大吸収を示した。Z-構造的なセグメントの耐熱性は,重合体を5時間以上50°Cで加熱することによって確認された。

シソーラス用語： *光異性化 ,  *フォトクロミズム ,  *高分子液晶 ,  メソゲン ,  分子 ,  重合体 ,  耐熱性 ,  電子顕微鏡観察 ,  コレステリック相 ,  芳香族化合物 ,  アゾ化合物 ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸
準シソーラス用語： コレステリック液晶 ,  メソゲン基 ,  *液晶ポリマー ,  光可逆変色 ,  走査電子顕微鏡法

分類 (2件)： 高分子の物性一般  (CG02001Z) ,  その他の液晶  (BK03030H)

物質索引 (3件)： アゾベンゼン ,  けい皮酸 ,  けい皮酸ブチル

タイトルに関連する用語 (3件)： 光異性化 ,  液晶ポリマー ,  特性評価