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J-GLOBAL ID：200902280570821657   整理番号：08A1239479

ボクセルモデルを用いたバーチャルマシニングシミュレータの開発

Development of Virtual Machining Simulator by Using Voxel Model

著者 (5件)： 中本圭一 (神戸大 大学院) ,  河野智之 (神戸大 大学院) ,  小山智 (神戸大 大学院) ,  阪口龍彦 (神戸大 大学院) ,  白瀬敬一 (神戸大 大学院)
資料名： 精密工学会誌(CD-ROM)  (精密工学会誌論文集)
巻： 74  号： 12  ページ： 1308-1312  発行年： 2008年12月05日 
JST資料番号： F0268B  ISSN： 1348-8716  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では加工中の切削力,温度に起因する工具・被削材の変形や加工誤差,びびり振動や表面粗さを予測し切削加工プロセスの良否を判断するため,ボクセルモデルを用いて加工プロセスを一元的に取扱えるバーチャルマシニングシミュレータの開発をした。これにより得た主な知見を次に示した。1)ボクセルモデルにOctree構造を導入し,メモリ消費量を抑えながら加工中の被削材形状を高精度に表現できる加工形状シミュレータを開発したこと,2)実加工用の工具経路データを利用し,加工形状シミュレータのケーススタディを行い,Octree構造の階層数と計算時間,メモリ消費量の関係を調査し,3軸制御加工だけでなく,5軸制御加工の加工形状シミュレーションができること,3)加工形状シミュレータに切削抵抗の予測に必要な切削条件の抽出機能を加え,瞬間切削力モデルを用いた切削力シミュレータと統合し,切削実験を行い加工形状シミュレータと切削力シミュレータの連携により予測される加工中の切削力が妥当であること。

シソーラス用語： *切削 ,  *CAM【生産】 ,  *バーチャルリアリティ ,  *ボクセル ,  マシニングセンタ ,  切削性 ,  制御 ,  多軸工作機械 ,  切削抵抗 ,  *シミュレータ ,  工作精度 ,  加工条件 ,  工具経路 ,  びびり振動
準シソーラス用語： 切削力 ,  多軸制御 ,  切削条件

分類 (1件)： 切削一般  (QC02010V)

引用文献 (8件)：

• KISHINAMI, T. An Application of Voxel Representation to Machining Simulator. Journal of the Japan Society for Precision Engineering. 1989, 55, 1, 105
• NAKAMURA, T. Tool Offset Calculation by Crosscorrelation Function and Machining Test for Relief Map. Journal of the Japan Society for Precision Engineering. 1993, 59, 11, 1809
• KANEKO, J. An Implicit Shape Estimation Method for Cutting Force Prediction in End-Milling. Journal of the Japan Society for Precision Engineering. 2006, 72, 2, 229
• RATCHEV, S. Force and Deflection Modeling in Milling of Low-Rigidity Complex Parts. Journal of Material Processing Technology. 2003, 143-144, 796
• RATCHEV, S. Material Removal Simulation of Peripheral Milling of Thin Wall Low-Rigidity Structures Using FEA. Advances in Engineering Software. 2004, 35, 481

タイトルに関連する用語 (2件)： ボクセルモデル ,  開発