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J-GLOBAL ID:200902280614743195   整理番号:08A0179383

アジポネクチンの翻訳後修飾: 機構と機能の関連

Post-translational modifications of adiponectin: mechanisms and functional implications
著者 (4件):
資料名:
巻: 409  号:ページ: 623-633  発行年: 2008年02月01日 
JST資料番号: B0205A  ISSN: 0264-6021  CODEN: BIJOAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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抗糖尿病,抗アテローム発生,抗炎症及び心臓保護特性を持つインスリン感作アジポカインであるアジポネクチンは,脂肪細胞から3量体,6量体,及び少なくとも18プロトマーからなる高分子量(HMW)オリゴマ複合体を含む3つのオリゴマイソ型として血液循環に分泌される。アジポネクチンの各オリゴマイソ型は,種々の標的組織において異なる生物学的特性を示す。HMWオリゴマはアジポネクチンのインスリン感作効果を中継する主要な活性型であるが,このアジポカインの中心の作用は,主に,6量体と3量体オリゴマによる。2型糖尿病及び冠動脈性心疾患を持つ患者では,HMWアジポネクチンの循環レベルは,脂肪細胞からのこのオリゴマの分泌障害のために選択的に減少した。アジポネクチンオリゴマの生合成は,広範な翻訳後修飾を含む複雑なプロセスである。アジポネクチンのコラーゲンドメインのいくつかのリジン残基のヒドロキシル化とグリコシル化は,細胞内集合とその高次オリゴマ構造の安定化に必須である。アジポネクチンオリゴマの分泌は小胞体における1対の分子シャペロン(ERp44とEro1-Lα)により高度に制御されている。ERp44はチオール仲介保持によりアジポネクチンオリゴマの分泌を阻害する。それに対して,Ero1-LαはERp44により捕捉されたHMWアジポネクチンを放出する。
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分類 (3件):
分類
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  その他の脊椎動物ホルモン  ,  遺伝子発現 
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