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J-GLOBAL ID:200902280651983155   整理番号:09A0115518

水環境における選択した8種の医薬品の難分解性および分配: 実験室光分解,生分解,および収着実験

Persistence and partitioning of eight selected pharmaceuticals in the aquatic environment: Laboratory photolysis, biodegradation, and sorption experiments
著者 (9件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 351-362  発行年: 2009年02月 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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比較的高い生態系リスクおよび高消費量の8種の医薬品,アセトアミノフェン,アテノロール,カルバマゼピン,イブプロフェン,イフェンプロジル,インドメタシン,メフェナム酸,およびプロプラノロールを選定して,水環境におけるこれらの難分解性および分配性を実験室的に研究した。バッチ太陽光分解実験の実験において,8種医薬品の3種,すなわちプロプラノロール,インドメタシン,およびイフェンプロジルが比較的容易に光分解(すなわち,半減期<24時間)して,他の5種医薬品は太陽光に対して比較的安定であった。河川水を使ったバッチ生分解実験の結果,すべての医薬品は比較的低い生分解(すなわち半減期>24時間)を示して,速度定数は採取場所および時間に依存していた。バッチ収着実験により河川堆積物およびモデル土壌サンプルへの収着係数を求めた。求めた係数(K<sub>d</sub>値)は,3種のアミン(アテノロール,イフェンプロジル,およびプロプラノロール)が,中性化合物あるいはカルボン酸よりも著しく大きかった。アミンのK<sub>d</sub>値は4環の多環式芳香族炭化水素(PAH)ピレンの値と同程度であった。また,係数は有機含有量が高い堆積物/土壌で大きく,有機炭素基準の収着係数(logK<sub>oc</sub>)は中性pHでのオクタノール-水分配係数(logD<sub>ow</sub>)と弱い線形相関をした。これら結果は,疎水性相互作用に加えて電気化学的親和性のような他の収着機構を示唆して,中性pHでの堆積物/土壌への収着において重要な役割をした。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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その他の汚染原因物質  ,  薬物学一般  ,  環境衛生,公害対策一般 
物質索引 (8件):
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