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J-GLOBAL ID：200902280665274106   整理番号：09A0034467

超分子構造自己集合構造を発現する高発光性BODIPYに基づく有機ホウ素重合体

Highly Luminescent BODIPY-Based Organoboron Polymer Exhibiting Supramolecular Self-Assemble Structure

著者 (5件)： NAGAI Atsushi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  MIYAKE Junpei (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  KOKADO Kenta (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  NAGATA Yuuya (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  CHUJO Yoshiki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 130  号： 46  ページ： 15276-15278  発行年： 2008年11月19日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 骨格にビス(4-ヨードフェニルエチニル)基とデシル基をもつ4,4-ジフルオロ-4-ボラ-3a,4a-ジアザ-s-インダセン(BODIPY)誘導体と,1,4-ジエチニルベンゼン類とのSonogashira-Hagiharaカップリング反応を実施した。その結果温和な条件下で反応は進行し,目的のp-フェニレンエチニレン骨格をもつ重合体が生成した。これら3種のBODIPYに基づくポリ(p-フェニレンエチニレン)のSECとSEMなどから,得られた重合体の自己集合の可視化を行った。他方これらの自己集合により凝集した粒状物をTEMを用いて観察した。またUV-Visスペクトルやフォトルミネセンスにより,得られた重合体がπ共役結合を有することを確認した。その結果これら高蛍光性をもつ分子構造自己集合有機ホウ素重合体は,発光デバイスとして有望であることが判明した。

シソーラス用語： *エレクトロルミネセンス ,  半導体素子 ,  固体素子 ,  有機半導体 ,  *発光ダイオード ,  超分子構造 ,  自己集合 ,  *ポリフェニレンエチニレン ,  *含ホウ素重合体 ,  凝集体 ,  光ルミネセンス ,  *Sonogashira反応 ,  アセチレン化合物 ,  芳香族ヨウ素化合物 ,  窒素複素環化合物

分類 (1件)： 高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

物質索引 (4件)： 1,4-ジエチニルベンゼン ,  1,4-ジエチニル-2,5-ビス(トリフルオロメチル)ベンゼン ,  2,7-ジエチニル-9,9-ジヘキシル-9H-フルオレン ,  1,3,5,7,8-ペンタメチル-2,6-ジエチル-4,4-ビス(4-ヨードフェニルエチニル)-4H-3a-アゾニア-4-ボラ(IV)-4a-アザ-s-インダセン

タイトルに関連する用語 (6件)： 分子構造 ,  自己集合 ,  発現 ,  BODIPY ,  ホウ素 ,  重合体