抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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高靭性セメント系複合材料の靭性能に及ぼす欠陥の影響を研究した。パ-ライトや樹脂ペレットをマトリックスに混入し,それらが欠陥部として存在することで意図的にマトリックスの破壊靱性を低下させ,それによる高靭性セメント系複合材料の靭性能の変化を実験で調べた。目的は複数ひび割れの発生を促すことで引張歪性能の向上を図る方法を検討することにある。結果,樹脂ペレットを混入すると,無混入の場合より平均引張終局歪が1.2~1.4%程度増大した,人工欠陥混入率の増加に伴い平均引張強度は低下傾向にある,ひび割れの本数は樹脂ペレットを混入した試料のほうが多く,また複雑なひび割れ形状となった,等の知見を得た。