抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
非線形振動抑制の理論は,地震動,衝撃および衝突荷重による構造設備,核反応器,機械構成要素,および感受性設備の防御の要求に応えるための開発に大きく貢献してきた。これらの要求の観点において,エンジニアおよび物理学者は各種の非線形振動抑制器を開発してきた。本文では,アクティブ制御法の不在における非線形抑制器の最近の開発の包括的評価を行なった。線形あるいは非線形吸収器の他の方法は取り扱わなかった。まず,非線形抑制器の基本概念と形態および固有非線形現象を検討した。ついで,超低周波数抑制器を含めて,非線形抑制器の特殊なタイプを検討した。垂直振動抑制に対して,Eulerばね抑制器の処理は,柱弾性体の後座屈動的特性および軸方向剛性に基づいている。後座屈Euler梁の軸方向剛性の厳密な近似解析を概説した。抑制器の共鳴応答を低減する各種の手法を示した。他のグループは,2つの支持においてスライドに対して自由なGospoddnetic-Frisch-Fay梁に基づいている。この梁の貯蔵力はバイアスシップの貯蔵ロールモーメントに非常に似ている。ついで,地震動をうける建築物,橋,および液体貯蔵タンクの基本的抑制を検討した。ベース遮断には,摩擦要素,積層ゴム軸受,および摩擦振り子を活用した。温度および励振振幅における伝達性の依存性,および材料機械的性質の項において,非線形粘弾性および複合材料ばね,およびスマート材料要素を検討した。最後に,将来の研究に対する見解を示した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.