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J-GLOBAL ID:200902280902293552   整理番号:09A0196230

コナガ(Plutella xylostella)からのチトクロームP450,CYP6BG1のRNA干渉性仲介ノックダウンはペルメトリンに対する幼虫の抵抗性を低下する

RNA interference-mediated knockdown of a cytochrome P450, CYP6BG1, from the diamondback moth, Plutella xylostella, reduces larval resistance to permethrin
著者 (5件):
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巻: 39  号:ページ: 38-46  発行年: 2009年01月 
JST資料番号: D0873A  ISSN: 0965-1748  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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以前の研究において,コナガ(Plutella xylostella)からのチトクロームP450,CYP6BG1は,ペルメトリン抵抗性系統の4齢幼虫において過剰発現し,感受性系統では起因性であることが見出された。この発見から,ペルメトリン抵抗性にCYP6BG1が関与することが考えられ,機能性分析によって証明された。本遺伝子がペルメトリン抵抗性に対し機能的に関係することを調べるために,dsRNA小滴摂食によるRNA干渉性仲介遺伝子のサイレンシング(RNAi)を導入した。リアルタイムPCR分析を行った結果,dsRNAの経口投与は,CYP6BG1の発現を効果的に低下させた。CYP6BG1転写のノックダウンは,死体に封入された中腸および幼虫組織で明らかとなった。ノックダウンの結末として,CYP6BG1 dsRNAを摂食した幼虫の抵抗性は,ペルメトリンに被曝後24~48時間で低下した。さらに,幼虫にCYP6BG1 dsRNAを摂食させた場合,モデル基質のp-ニトロアニソールおよびベンジルオキシレゾルフィンに対するミクロソーム調整の総P450活性を低下させた。これらの結果から,過剰発現したCYP6BG1はペルメトリン代謝の向上,従って抵抗性の向上に関与することが示された。同抵抗性コナガ系統からの非過剰発現性P450,CYP6BF1v4のノックダウンは,ペルメトリンに対する抵抗性レベルを変化させなかったことから,抵抗性系統においては,CYP6BG1が特異的に関与することがわかった。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分子遺伝学一般  ,  酵素生理  ,  害虫に対する農薬  ,  昆虫・ダニによる植物被害 
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