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J-GLOBAL ID：200902281082875043   整理番号：09A0393504

撹拌槽の設計・操作における撹拌所要動力の重要性

Importance of Power Consumption in Design and Operation of Mixing Vessels

著者 (4件)： 加藤禎人 (名古屋工業大学 生命・物質工学科) ,  平岡節郎 (名古屋工業大学 生命・物質工学科) ,  亀井登 (ダイセル化学工業(株)) ,  多田豊 (名古屋工業大学 生命・物質工学科)
資料名： 化学工学論文集
巻： 35  号： 2  ページ： 211-215 (J-STAGE)  発行年： 2009年 
JST資料番号： S0110B  ISSN： 0386-216X  CODEN： KKRBAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 化学工学の長い歴史の中で撹拌槽に関する研究は非常に多くなされてきた.しかしながら,その研究対象は多岐にわたり,新たに撹拌に従事する技術者は,研究成果があまりにも多く,理解することが困難であった.本報では,撹拌所要動力をキーワードに,いくつもの撹拌槽に関する性能を説明できることを示し,これまでの研究成果をまとめることを試みた.乱流撹拌槽(一部層流を含む)に関しては,大まかであるが撹拌所要動力によって,流動特性,混合特性,伝熱特性および物質移動特性を推定可能なことを示した.また,動力相関式は永田の式と同様,平岡・亀井の式も有用であることを示した.(著者抄録)

シソーラス用語： *撹拌槽 ,  *設計 ,  *撹拌 ,  *撹拌動力 ,  度 ,  性能評価 ,  乱流 ,  流れ特性 ,  混合 ,  伝熱 ,  物質移動 ,  相関関数 ,  単位操作
準シソーラス用語： 重要性 ,  流動特性

分類 (1件)： 撹はん,混合  (XD02040M)

引用文献 (41件)：

• Asai, S., Y. Konishi and Y. Sasaki; “Mass Transfer between Fine Particles and Liquids in Agitated Vessels,” J. Chem. Eng. Japan, 21, 107–112 (1988)
• Calderbank, R. H. and M. B. Moo-Young; “The Continuous Phase Heat Transfer and Mass-Transfer Properties of Dispersions,” Chem. Eng. Sci., 16, 39–54 (1961)
• Grisafi, F., A. Brucato and L. Rizzuti; “Solid-Liquid Mass Transfer Coefficients in Gas-Solid Liquid Agitated Vessels,” Can. J. Chem. Eng., 76, 446–455 (1998)
• Harriott, P; “Mass Transfer to Particles: Part 1. Suspended in Agitated Tanks,” AIChE J., 8, 93–101 (1962)
• Hiraoka, S.; “Heat Transfer in Mixing Vessel (in Japanease)”, Mixing and Agitation (Kakuhan Kongo), Kagaku Kogakukai eds., pp. 23–39, Makishoten, Tokyo, Japan (1990)

タイトルに関連する用語 (5件)： 撹拌槽 ,  設計 ,  撹拌 ,  所要動力 ,  重要性