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J-GLOBAL ID：200902281107970461   整理番号：08A0986568

中央構造線擾乱帯を貫く-三遠南信自動車道三遠トンネル-

Penetrate through Disturbance Zone in Median Tectonic Line-San-en Tunnel, San-en Nanshin Expressway-

著者 (4件)： 秋田修 (国土交通省 中部地方整備局 浜松河川国道事務所) ,  真弓英大 (国土交通省 中部地方整備局 浜松河川国道事務所) ,  玉井昭雄 (鳳来地区三遠トンネル新設工事大林・錢高特定建設工事共同企業体) ,  岡山徹 (引佐地区三遠トンネル新設工事清水・熊谷特定建設工事共同企業体)
資料名： トンネルと地下  (日本トンネル技術協会誌)
巻： 39  号： 10  ページ： 713-723  発行年： 2008年10月01日 
JST資料番号： S0644A  ISSN： 0285-631X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 飯田市と浜松市を結ぶ自動車道に計画された約4.5kmのトンネルは,中央構造線を貫通するため,周到な事前調査や先行する避難坑での経験を活用しながら,本坑の施工を進めている。主断層と分岐細川断層および近傍の地質状況を示すとともに,トンネル工区を2つに分けて施工状況を説明した。北側(鳳来)工区では,避難坑掘削時に多量の湧水処理を必要とした経験に基づき,本坑細川断層部の掘削に当ってはDsIパターンを採用した。南側(引佐)工区では,避難坑主断層破砕帯の掘削で採用した高耐力支保構造の応力分担機構の評価に基づき,本坑主断層部の掘削にDIIパターンを採用した。さらに,早期断面閉合を行った。また,トンネル変位や支保工応力を計測し,支保構造体の力学的安定性を確認した。

シソーラス用語： *山岳トンネル ,  トンネル覆工 ,  *中央構造線 ,  地質調査 ,  地質 ,  断層 ,  破砕帯 ,  工事計画 ,  湧水 ,  ロックボルト ,  薬液注入 ,  支保工 ,  H形鋼 ,  吹付コンクリート ,  インバート ,  応力分布 ,  *トンネル掘削 ,  道路トンネル ,  避難坑 ,  棒 ,  金属棒
準シソーラス用語： 内空変位

分類 (1件)： トンネル工事  (RC05031E)

引用文献 (1件)：

• 楠本太・恩田雅也・上岡真也: 押出し性地山における大断面トンネルの力学パラメータに関する考察, 土木学会第60回年次学術講演会, 第III部門,2005.9.

タイトルに関連する用語 (3件)： 中央構造線 ,  擾乱 ,  トンネル