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J-GLOBAL ID:200902281118459203   整理番号:09A0067335

イベリア半島の植生応答を利用したTRMM降雨量の空間的ダウンスケーリング

Spatial downscaling of TRMM precipitation using vegetative response on the Iberian Peninsula
著者 (3件):
資料名:
巻: 113  号:ページ: 362-370  発行年: 2009年02月16日 
JST資料番号: C0252B  ISSN: 0034-4257  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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流域規模での水文学の理解を改善するには正確で空間的に高分解能の降雨データが極めて重要である。南欧イベリア半島における様々な空間規模における熱帯性降雨観測衛星(TRMM)から導いた降雨量推定値と正規化植生指標(NDVI)の間の関係を2001年から2007年の時系列データを用いて探った。年間ベースでは,NDVIと降雨量の関係は指数関数で最もうまく記述できた。NDVIと降雨量の最適の関係は,ほぼ75~100km規模で見出された。これは中間的規模であり,より小さい規模ではNDVIは主に人為的土地利用に依存し,より大きな規模では地質,土壌,温度などの要因がますます重要な役割を演じるように思われた。TRMMもNDVIも軌道偏差,大気条件,及び不完全な検索アルゴリズムによる偏り(bias)に支配されるという事実もスケール依存性に影響を及ぼした可能性がある。導出したNDVIと降雨量の関係を用いて,粗いスケールのTRMM降雨量推定値と細かいスケールのNDVIパターンを利用する新たなダウンスケーリング方法論を開発した。ダウンスケールした降雨量推定値を,ついで,独立した降雨量データ群を用いて検証した。このダウンスケーリング手法は,乾燥年(2005年)及び湿潤年(2003年)を含め全期間にわたる年平均降雨量に対する相関,偏り,2乗平均平方根誤差(RMSE)のいずれにおいても顕著な改善をみた。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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リモートセンシング一般  ,  気象学一般 

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