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J-GLOBAL ID：200902281146532994   整理番号：09A1121587

プロセス実験を意識したネットワークモデルに基づく実験指導助手支援シミュレーション

著者 (3件)： 猪子寛司 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  松本秀行 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  黒田千秋 (東京工大 大学院理工学研究科)
資料名： 教育システム情報学会誌  (Transactions of Japanese Society for Information and Systems in Education)
巻： 26  号： 3  ページ： 298-303  発行年： 2009年09月30日 
JST資料番号： L2602A  ISSN： 1341-4135  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 当該大学の工学部化学工学科では,実験演習で,実験スタッフとして指導教員の他に,大学院生の実験指導助手を配置している。本稿では,まず,この実験における学生グループの推論の基となる知識構造を,構造化モデリング手法IMSによって表現し,実験における実験スタッフと学生グループの行動をモデル化して,それぞれの行動モデルに従い自律的な処理を実行する複数のエージェント指向システムを構築した。さらに,このシステムを用いてシミュレーションを行い,学生グループが設計問題解決に重要な知識項目間のつながりに気付く様子をコンピュータ上で表現し,実験スタッフの指導が学生グループの知識構造に与える影響を可視化することにより,実験指導助手の指導支援の方法を提案した。

シソーラス用語： *化学工学 ,  実習 ,  学校教育 ,  大学院 ,  行動科学 ,  知識表現 ,  *マルチエージェントモデル ,  *知的CAI ,  可視化 ,  計算機シミュレーション ,  化学プロセス ,  マルチエージェントシミュレーション ,  学生実験 ,  行動モデル ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： ネットワークモデル ,  演習 ,  *知識構造

分類 (3件)： CAI  (JE09000G) ,  人工知能  (JE08000Z) ,  技術教育  (YA01050I)

引用文献 (11件)：

• (1)藤田重文:“化学工学演習”,東京化学同人(1979)
• (2)桜井誠,北島禎二:“大学教育におけるプロセスシミュレータの活用事例”,化学工学,No. 71, No. 4, pp. 234-238 (2007)
• (3)川村継夫,横山克己:“化学プラントオペレーションシミュレータ”,化学工学,Vol. 71, No. 4, pp. 228-233 (2007)
• (4)東本崇仁,堀口知也,平嶋宗,竹内章:“実験方法の考案による学習を支援する仮想実験環境の構築”,教育システム情報学会誌,Vol. 24, No. 2, pp. 83-94 (2007)
• (5)今井功,東本崇仁,堀口知也,平嶋宗:“中学理科におけるError-based Simulationを用いた授業実践”,教育システム情報学会誌,Vol. 25, No. 2, pp. 194-203 (2008)

タイトルに関連する用語 (8件)： プロセス ,  実験 ,  意識 ,  ネットワークモデル ,  指導 ,  助手 ,  支援 ,  シミュレーション