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J-GLOBAL ID：200902281262191800   整理番号：09A0436911

「はかる・調べる」その4 既存建築物の構造を調べる 材料強度・中性化・かぶり厚さ

著者 (1件)： 濱崎仁 (建築研)
資料名： 建築防災
号： 375  ページ： 2-6  発行年： 2009年04月01日 
JST資料番号： F0003D  ISSN： 0389-1690  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 既存建築物の耐震診断・劣化診断などで精度の高い情報を得るために実施される破壊試験・微破壊試験を中心に,1)コンクリート強度,2)中性化深さ,3)鉄筋のかぶり厚さを測定する方法について解説した。1)では基本的なJIS A1107,2002(コンクリートからのコアの採取方法,圧縮強度試験方法)と,小径コアによる方法を説明した。2)ではJIS A1152(コアによる方法とはつりによる方法)と,ドリル削孔粉による方法について説明した。3)は一般には非破壊検査(電磁波レーダ法,電磁誘導法など)で測定されると述べ,破壊検査で行われる特別な例について測定方法を紹介した。

シソーラス用語： 建築物 ,  *鉄筋コンクリート構造 ,  試験 ,  配筋 ,  *構造物 ,  耐久性 ,  評価 ,  コンクリート ,  強度 ,  中性化 ,  *破壊試験 ,  非破壊検査 ,  コア掘 ,  コア試験 ,  被り厚さ ,  鉄筋 ,  探査 ,  診断 ,  故障診断 ,  圧縮強さ ,  ラクトン ,  フェノール類 ,  芳香族縮合化合物 ,  ジオール
準シソーラス用語： コア採取 ,  コンクリート強度 ,  圧縮強度 ,  *既存構造物 ,  強度試験 ,  耐震診断 ,  非破壊試験 ,  劣化診断

分類 (3件)： 建築物の維持・管理  (RB01020X) ,  建設材料試験  (RA06020D) ,  コンクリート構造  (RA04030A)

物質索引 (1件)： フェノールフタレイン

引用文献 (8件)：

• 日本建築防災協会: 建築防災、2006.10月号
• 日本建築学会: コンクリートの強度推定のための非破壊試験方法マニュアル、1983.2
• 大木ほか: コア採取位置および採取方法の違いが高強度コンクリートのコア強度に及ぼす影響、コンクリート工学年次論文集、Vol.30, No.1, p. 423-428, 2008.7
• 日本建築防災協会: 2001年改訂版既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準同解説、2001.10
• 若林ほか: 小径コアによる構造体コンクリート強度の推定方法に関する研究、日本建築学会構造系論文集、No.555, pp. 1-8, 2002.11

タイトルに関連する用語 (4件)： 既存建築物 ,  材料強度 ,  中性化 ,  かぶり厚さ