抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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この研究は,日本の冷-温帯山地帯の森林生態系の林分規模における典型的な極相ブナ(Fagus crenata)の土壌微生物バイオマス(SMB)における空間的不均一性に焦点を合わせる。3つのブナ支配立地を高さ勾配に沿って選択し,格子試料採取を用いて各立地で土壌試料を採取した。最も高い平均SMB密度(44.9gC/m<sup>2</sup>)は標高1500mの立地で観察されて,最低(18.9gC/m<sup>2</sup>)は立地標高700mの立地で記録された。550mの立地における平均SMB密度(36.5gC/m<sup>2</sup>)は,すべての3つの立地の総合的中央値に近かった。次に,地理統計学(空間的自己相関を考慮に入れるように明確に設計される)を用いて,採取データを分析した。550mの立地における<3.5mで注目される小規模の空間依存性に加えて,すべての立地は,概して10-18mの間隔距離における林分規模の空間的自己相関を示した。空間的依存性に重きをおく相関分析は,SMBが,550と1500mの立地における容積重と,700と1500mの立地における溶解有機炭素(DOC)と,550と700mの立地における窒素(N)と顕著に関連することを示した。しかし,どんな土壌パラメータもあらゆる立地におけるSMBと顕著な相関を示さなかった。また,いくつかの変数が異なった立地におけるSMBと異なって相関した(負か正)。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.