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J-GLOBAL ID:200902281488432649   整理番号:09A1253199

日本および中国における室内空気質の比較研究 住居の屋内および屋外VOCの特性

Comparative study on indoor air quality in Japan and China: Characteristics of residential indoor and outdoor VOCs
著者 (6件):
資料名:
巻: 43  号: 40  ページ: 6352-6359  発行年: 2009年12月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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2006-2007年の夏および冬に屋内微環境(居間,寝室および厨房)および屋外における芳香族揮発性有機化合物(VOC)を調べるため,日本および中国に対する室内空気質の比較研究を行った。類似の緯度を持つ都市である日本の静岡および中国の杭州から,サンプルを採取した。サンプリングの間中,中国における多くの標的VOC(ベンゼン,トルエン,エチルベンゼン,キシレンおよびトリメチルベンゼン)の屋内および屋外濃度は,日本におけるより有意に高かった。日本におけるVOCの屋内濃度は屋外濃度と幾分一致したが,中国における屋内濃度は屋外より高い傾向があった。ここでは,日本および中国の間のVOC濃度の相異を調べた。屋内および屋外VOCの組成分析は,2国間の相異を示した。中国におけるベンゼンの寄与は,日本におけるより著しく高かった。日本における屋内微環境における濃度の間と屋外および居間または厨房の間に,ベンゼンに対する有意相関(p<0.05)を観測した。しかし,中国においては,有意相関は居間および寝室の間でのみ観測された。日本および中国の間の屋内VOC放出の強さにおける相異をこれらの知見が示唆した。また,主成分分析/完全主成分点数を用いて,汚染源の特性を調べた。自動車排ガスおよび工業汚染源と人間活動を含む屋外汚染源は,それぞれ日本および中国における屋内VOC汚染の有意な汚染源であり得ることが見出された。さらに,発癌性VOCの単位リスクおよび幾何学平均屋内濃度から推定された生涯発癌リスクは日本において2.3×10-5であり中国において21×10-5であり,中国における曝露リスクは日本におけるより約10倍高いことを示した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
大気汚染一般  ,  有害ガス調査測定  ,  建築環境一般 

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