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J-GLOBAL ID:200902281628454842   整理番号:08A0236069

日本,沖縄県,伊計島における合成性フェロモンを用いた大量捕獲によるオキナワカンシャクシコメツキMelanotus okinawaensis Ohira(甲虫類:コメツキムシ科)の防除

Control of the sugarcane click beetle Melanotus okinawensis Ohira (Coleoptera: Elateridae) by mass trapping using synthetic sex pheromone on Ikei Island, Okinawa, Japan
著者 (9件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 37-47 (J-STAGE)  発行年: 2008年 
JST資料番号: F0555A  ISSN: 0003-6862  CODEN: APEZAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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オキナワカンシャクシコメツキMelanotus okinawaensis Ohira(甲虫類:コメツキムシ科)を防除するための合成性フェロモン誘引剤による大量捕獲が,2000~2005年に970~1,000個のトラップ(10.6トラップ/ha)を使い,日本,沖縄県,伊計島(158.3ha)の農業地区(81.4ha)で実施された。725個のトラップによって捕獲された甲虫の総数は2000年には22,701頭であり,それは2005年には27.6%に減少した。50個の監視用トラップによる平均トラップ捕獲数は6年間の捕獲期間に同様(26.1%へ)の減少を示した。無処理地区(107ha)の10個の監視用トラップによる平均捕獲数は減少しなかった。放虫-再捕獲実験によって推定されたこの地区の生息密度の推移は,2000年から2005年までに約90%の個体数の減少を示した。さらに,処理地区のサトウキビで発見されて手で採集された野生の成虫も毎年減少し,2005年までに最高で86.2%減少した。無処理地区の個体数の減少には一貫性がなかった。処理地区で2001年と2002年に毎週採集された雌の交尾率は73.9および85.7%であり,無処理地区(92.7および96.7%)よりやや低かった。我々は雄の除去率を生存期間の短縮率として定義した。我々は2つの方法によって雄の除去率を推定した。再捕獲数から求めた推定値は0.345であり,処理地区と無処理地区の間の性比の相違から求めた推定値は0.319であった。これらの値は処理地区における生息密度の大きな低下を説明するには小さすぎると思われた。それにもかかわらず,これらの結果は,高密度の性フェロモントラップを用いる大量捕獲がM.okinawaensisの孤立個体群を効果的に減少させる可能性を持つことを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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昆虫・ダニによる植物被害  ,  生物的防除 
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