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J-GLOBAL ID：200902281686642675   整理番号：09A1023009

生体直交化学(bioorthogonal chemistry): 官能基の海の中で選択的に釣り出す

Bioorthogonal Chemistry: Fishing for Selectivity in a Sea of Functionality

著者 (3件)： SLETTEN Ellen M. (Univ. California, CA, USA) ,  BERTOZZI Carolyn R. (Univ. California) ,  BERTOZZI Carolyn R. (Lawrence Berkeley National Lab., CA, USA)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 48  号： 38  ページ： 6974-6998  発行年： 2009年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近,生命維持に必要な多様な官能基を含む自然環境,例えば複雑な細胞系,において特定の生体分子を選択的に修飾する方法がいくつか開発され,細胞過程に関する新しい知見が得られつつある。このような生体直交型反応では,反応化学種と標的の生体分子は,多様な官能基を含む生理的条件下(官能基の海の中)で迅速かつ互いに高選択的に反応することが要求される。本レビューは,生体直交化学反応の成立と現状及び応用例を以下の項目に分けて解説した。1)歴史的経緯,2)特異的アミノ酸配列を用いて生体直交性を達成する,3)生体直交反応の例(ケトンあるいはアルデヒドとアミン求核試薬の縮合反応,アジドとトリアリールホスフィンのStaudinger結合反応,アジドとアルキンの反応,アルケンとの生体直交反応),4)生体直交化学反応の応用(蛋白質の残基特異的あるいはサイト特異的修飾,グリカン,脂質及び核酸の修飾)。

シソーラス用語： *化学修飾 ,  *分子 ,  *縮合反応 ,  *カップリング反応 ,  *アジド ,  *アルキン ,  アミノ酸配列 ,  生化学 ,  直交性 ,  タンパク質 ,  官能化 ,  選択性
準シソーラス用語： *Staudinger反応 ,  生体直交反応 ,  *生体分子

分類 (3件)： 有機化学反応一般  (CF02010Q) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  生物科学研究法一般  (EA03010K)

タイトルに関連する用語 (4件)： 生体 ,  直交化 ,  官能基 ,  海