文献

J-GLOBAL ID：200902281759222734   整理番号：09A1147020

機能要件と空間制約に基づく概念設計法

Conceptual-CAD Based on the Cooperation between Functional and Shape Designs

著者 (3件)： 小林正和 (豊田工大) ,  鍋野正幸 (豊田工大) ,  東正毅 (豊田工大)
資料名： 精密工学会誌(CD-ROM)  (精密工学会誌論文集)
巻： 75  号： 11  ページ： 1360-1366  発行年： 2009年11月05日 
JST資料番号： F0268B  ISSN： 1348-8716  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本報ではこれまでにない優れた機械製品を実現するために,従来のCAD・CAEシステムの支援が及ばない概念設計段階に注目し,概念設計の主な作業である機能構造と形状・レイアウトの設計を総合的に支援できる新しい概念設計法について検討した。これにより得た主な知見を次に示した。1)機能と形状・レイアウトの両階層構造について,相互に対応を取りながら,トップダウンに詳細化していく仕組みを構築し,これにより機能と形状・レイアウトの両面で高い水準のバランスがとれること,2)F/M(機能/手段)データベースとM/S(手段/形状)データベースの2つのデータベースにより,過去の設計情報を蓄積・再利用する仕組みを構築し,通常の製品設計では多くの機能・形状が再利用できるため,データベースを用いて効率的・効果的な設計ができること,3)提案手法を実設計で使用可能にするために,コンピュータ設計支援システムのプロトタイプを構築し,概念設計CADと名付けたこと,また今後の展望を述べたこと。

シソーラス用語： *概念設計 ,  *システム設計 ,  *レイアウト ,  *CAD【計算機】 ,  プロトタイプ ,  データベース ,  階層構造 ,  モデリング ,  *製品設計 ,  制約条件
準シソーラス用語： *機能設計 ,  *形状設計 ,  機械製品

分類 (2件)： CAD,CAM  (JE10000A) ,  システム設計・解析  (IA02030D)

タイトルに関連する用語 (3件)： 機能要件 ,  制約 ,  概念設計