抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
現在廃ガラス瓶を資源として再利用するために,ガラスカレット化が行われている。そのためのガラス瓶の分別は,現在,透明,茶色,その他で仕分けされている。この際分別が厳密に行われていて,色が分別されていること,異物が混入していないことが重要である。本研究は,8色(透明,水色,青色,灰色,黄色,茶色,濃い緑色,緑色),各色10個ずつのガラスカレットを試料としてTVカメラにより画像を撮影した。実験では,8色のうち1色を基準色とし,他の色を区別できるか検証した。ガラスカレットの色を判別する方法として,色相図の相関関係を用いる方法について検証した。実験の結果,相関関係によりある程度色を判別できることが分かった。すなわち,1)色判別の基準となる相関値の閾値は,基準のガラスカレットの色によって異なり,色毎に最適な値がある。2)黄色と濃い緑色は色相図の相関値に殆ど差がなく,その判別は難しいが,色識別の精度を上げれば判別は可能と考えられる。