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J-GLOBAL ID：200902282164581494   整理番号：08A0583810

電磁場解析における暗黙訂正マルチグリッド法とA-phi定式間の類似性

Similarities Between Implicit Correction Multigrid Method and A-phi Formulation in Electromagnetic Field Analysis

著者 (3件)： IWASHITA Takeshi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  MIFUNE Takeshi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  SHIMASAKI Masaaki (Fukui Univ. Technol., Fukui, JPN)
資料名： IEEE Transactions on Magnetics  (IEEE Transactions on Magnetics)
巻： 44  号： 6  ページ： 946-949  発行年： 2008年06月 
JST資料番号： A0339B  ISSN： 0018-9464  CODEN： IEMGAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 有限要素電磁場解析において,最も時間を消費する部分は方程式の線形システムの解である。一般に,この目的には不完全Cholesky共役勾配法のような線形反復ソルバを使用する。また,A-phi定式が反復ソルバでのA定式に優れた収束速度を与えることは公知である。本論文では,まず,Hiptmairのハイブリッドスムーザーとマルチグリッド法間の類似性に特別な注意を払い,両者のような明示誤り訂正法に対応した暗黙誤り訂正法と呼ぶ誤り訂正技術を提案した。次に,A-phi法がハイブリッドスムーザーに対応した暗黙誤り訂正法と見なすことができることを示した。さらに,離散カール演算子のカーネルに相当する誤りに対し,A-phi法がハイブリッドスムーザーと類似の効果を有することを示した。また,通常のマルチグリッド法に対応した暗黙誤り訂正バージョンである暗黙訂正マルチグリッド法を提案した。2D有限差分解析の数値結果は暗黙訂正マルチグリッド法がグリッドサイズに無関係な収束速度を達成することを示した。

シソーラス用語： *電磁場解析 ,  多重格子法 ,  定式化 ,  誤り訂正 ,  *類似性 ,  平滑化 ,  逐次近似
準シソーラス用語： *A-phi定式 ,  ハイブリッドスムーザー ,  *マルチグリッド法 ,  *暗黙訂正 ,  反復法 ,  有限要素解析

分類 (2件)： 電磁気学一般  (BD01020N) ,  数値計算  (JE02000J)

タイトルに関連する用語 (6件)： 電磁場解析 ,  訂正 ,  マルチグリッド法 ,  PHI ,  定式 ,  類似性