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J-GLOBAL ID：200902282229134393   整理番号：08A0280290

撮影装置におけるメタリック塗装の質感取得方法に関する研究

Acquisition Method of Texture Information of Metallic Topcoats for a Video Camera

著者 (2件)： 小林英樹 (静岡大 大学院工学研究科) ,  下平美文 (静岡大 大学院工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 107  号： 495(EID2007 95-101)  ページ： 13-16  発行年： 2008年02月20日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： メタリック塗装の撮影画像を見ると実物とは異なった印象を受ける。それは撮影する際の重要な問題の一つである,ダイナミックレンジ(DR)の不足による信号値の飽和が原因として考えられる。本研究では,メタリック塗装の質感取得を実現することを目的とし,塗装質感の中の深み感に着目した。メタリック塗装中の光輝材における信号値の飽和がないように,広DR画像を作成し,光輝材の見え方に関する主観評価実験を実施した。その結果,DRを広げることで実物に近い色情報の取得が可能となり,特に光輝材の面積による輝度差を大きくすることで,より光輝材の見え方は実物に近づくという結果が得られた。(著者抄録)

シソーラス用語： *メタリック塗装 ,  *知覚 ,  三次元 ,  ダイナミックレンジ ,  *主観評価 ,  *撮影機 ,  輝度 ,  *画像評価 ,  *クオリア
準シソーラス用語： *質感 ,  *深度感覚 ,  奥行知覚

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (9件)：

• 独立行政法人情報通信研究機構. 平成16年度ナチュラルビジョンの研究開発プロジェクト [動画] (次世代映像表示・伝送システム) 研究開発報告書. 2005
• 松田守弘. 自動車の塗装外観計測. 豊田中央研究所R&Dレビュー. 1994, 29, 2
• 和田隆志. 塗装用微小光輝材の変角反射率特性. 豊田中央研究所R&Dレビュー. 1997, 32, 3
• 和田隆志. 塗装深み感の要因解析. 豊田中央研究所R&Dレビュー. 1995, 30, 3
• 堀内智博. 正確な色情報の取得を目指した撮像装置の開発. 第11回画像センシングシンポジウム, 2005. 2005, 541-542

タイトルに関連する用語 (4件)： 撮影装置 ,  メタリック塗装 ,  質感 ,  研究