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J-GLOBAL ID:200902282272117303   整理番号:09A0538000

生物燃料システムと生物エネルギーシステムのエネルギーおよび温室効果ガスに基づくLCA: 重要事項,範囲と提言

Energy- and greenhouse gas-based LCA of biofuel and bioenergy systems: Key issues, ranges and recommendations
著者 (6件):
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巻: 53  号:ページ: 434-447  発行年: 2009年06月 
JST資料番号: C0817C  ISSN: 0921-3449  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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エネルギーへのバイオマスの利用の増加につれ,地球温暖化ガス排出量および化石燃料依存を減らす手段としての生物エネルギーの正当性について疑問が生じる。ライフサイクルアセスメント(LCA)はこれら環境性能とエネルギー性能を明らかにすることができる方法である。しかし,その結果は,同じ生物エネルギーシステムについてさえ,異なる可能性がある。違いは次のいくつかの理由,すなわち,原料のタイプと管理,変換技術,最終用途技術,システム限界,および生物エネルギーチェーンの比較に用いる参照エネルギーシステムのためである。本報告では,生物エネルギーシステム,ほかの再生可能な燃料システムおよび従来の化石燃料システムの地球温暖化ガスとエネルギー収支に関する既報のレビューとソフトウェアデータの加工の結果に基づき,生物エネルギーシステムのLCAにおける重要事項を検討する。これらの事項は,最終結果に強い影響力を有するが,入手できる文献の研究の多くで見落とされるか,誤って扱われている。この論文では,以下の面を扱う。すなわち,バイオマス中および土壌中における長時間にわたる炭素貯蔵量変化を含むバイオマス炭素サイクルの認識,農業活動からの亜酸化窒素およびメタンの排出の包含,適切な化石燃料参照システムの選択,ライフサイクルインベントリー(Life Cycle Inventories)の入力パラメーターの均質性,多様な生産物がかかわるときの配分手順の影響,生物エネルギーの今後の動向(すなわち,第二世代の生物燃料およびバイオリファイナリー(Biorefinery))。多くの重要事項がサイト特有であり,多くの要素が結果に影響するので,ある生物エネルギー製品によって抑制される地球温暖化ガス排出量と化石エネルギー消費量の正確な値を提供するのは不可能である。あまりに多くの不明確なことがかかわっているためである。そのため,ここでは広い幅をもたせる方法で結果を提供する。そのような結果ではあるが,既存の生物エネルギーシステムに関していくつかの重要な結論を引き出し,助言を案出することは可能であったし,生物エネルギー製品の今後の展開と動向について現れてくる影響を指摘する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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エネルギー利用と環境との関係 
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