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J-GLOBAL ID：200902282336510292   整理番号：08A0392835

種々の条件での繰返し及び単調載荷における粗粒材の変形強度特性

THE STRENGTH AND DEFORMATION PROPERTIES OF COARSE-GRAINED MATERIALS FROM CYCLIC AND MONOTONIC LOADING TRIAXIAL COMPRESSION TESTS UNDER VARIOUS CONDITIONS

著者 (7件)： 佐々木朋子 ((株)アースプライム 技術センター) ,  島峰徹夫 (東日本旅客鉄道(株) 上信越工事事務所) ,  野澤伸一郎 (東日本旅客鉄道(株) 構造技術センター) ,  木村勝 ((株)アースプライム 技術センター) ,  長谷川浩夫 ((株)アイ・エヌ・エー 事業本部) ,  龍岡文夫 (東京理科大学 理工学部土木工学科) ,  平川大貴 (東京理科大学 理工学部土木工学科)
資料名： 土木学会論文集 C(Web)
巻： 64  号： 2  ページ： 209-225 (J-STAGE)  発行年： 2008年 
JST資料番号： U0104A  ISSN： 1880-604X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 実際に地震被害を受けたフィルダムの地震時挙動を解析するために,細粒分まじり砂質礫を用いて三軸試験を行った.ダム堤体上流及び下流シェル部の地震時挙動の差を検討するために,飽和供試体は非排水条件で,不飽和供試体は排水排気条件で繰返し載荷及び単調載荷試験を行った.また,各条件で,繰返し載荷履歴がその後の単調載荷時のピーク強度に与える影響を調べた.さらに,各条件について乾燥密度の影響を検討した.繰返し載荷による残留ひずみは,不飽和排水排気条件より飽和非排水条件の方がはるかに大きく,締固め度の増加による圧縮強度の増加率は,いずれの条件においても著しかった.また,繰返し載荷後の単調載荷によるピーク強度は,不飽和条件では顕著な違いがみられなかったが,飽和条件で締固め度が低い場合は強度の低下が確認できた.(著者抄録)

シソーラス用語： *粒状材 ,  礫 ,  *フィルダム ,  三軸圧縮試験 ,  繰返し荷重 ,  締固め ,  震災 ,  不飽和土 ,  飽和土 ,  *圧縮強さ ,  残留歪 ,  密度 ,  乾燥密度 ,  *機械的性質 ,  *強度

分類 (2件)： ダム一般  (RC16010D) ,  土の圧縮,圧密,せん断,地盤沈下  (RA03050P)

引用文献 (11件)：

• 1) 東日本旅客鉄道株式会社:信濃川発電所復旧工事技術専門委員会 委員会報告書及び資料編,2006.
• 2) 土木学会新潟県中越地震被害調査特別調査委員会:平成16年新潟県中越地震被害調査報告,2005.
• 3) 松本徳久,渡辺和夫:ロック材のせん断強度,土と基礎,Vol.35,No.12,pp.49-54,1987.
• 4) 龍岡文夫:地盤工学における今日の課題,古典理論·設計法·土の物性の関連,土木学会誌,Vol.91,No.9,付録 pp.1-10-1-15,2006.
• 5) 吉村優治,小川正二:粒状体の間隙比およびせん断特性に及ぼす一次性質の影響,土木学会論文集,No.487/III-26,pp.99-108,1994.

タイトルに関連する用語 (3件)： 単調載荷 ,  粗粒材 ,  強度特性