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J-GLOBAL ID:200902282380823184   整理番号:09A1269731

海水の前処理と膜ファウリング-イオン交換膜と逆浸透膜-製塩工場における海水前処理の現状

著者 (1件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 364-366  発行年: 2009年12月01日 
JST資料番号: F0235A  ISSN: 0369-4550  CODEN: NKAGBU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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塩製造技術高度化研究開発事業も3年が過ぎ,今年度後半から製塩工程における検証が始まる段階に入った。イオン膜製塩は採かん工程,せんごう工程に分かれており,採かん工程では海水を取水し,イオン膜を利用して海水から濃縮塩水(かん水)を得る。このかん水をせんごう工程に送り,低圧蒸気でかん水を煮詰めることにより塩の結晶を析出させ,脱水,乾燥により製品である食塩を得る。採かん工程は原料の海水を取水ポンプで汲み上げ,通常はコンデンサを経由した後,1段目のろ過器に供給されるろ過水はピットに落ちる。それをポンプアップして2段目のろ過器経由で電槽に送られる。この2段目のろ過と電槽との間に,もう1段のろ過器を設置することにより,それぞれのろ過器出口の水質と電槽の圧力上昇の違いを観測した。現状では電槽の圧力が上昇するにつれて,トラブルの発生頻度は増す傾向にある。
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分類 (1件):
分類
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上水道工学・用水処理一般 
引用文献 (1件):
  • 1) T. Fuchiwaki, “Subjects of Sea Water Filtration Process of an Ion-Exchange Membrane Salt-Manufacturing Factory for Extension of Maintenance or Cleaning Interval of an Electrodialyzer”, Bull. Soc. Sea Water Sci., Jpn., 62, pp. 238-241 (2008) (Japanese)

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