文献
J-GLOBAL ID:200902282764333958   整理番号:09A0599200

帯電水滴衝撃イオン化/二次イオン質量分析法

Electrospray Droplet Impact/SIMS
著者 (1件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 237-241 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: G0194A  ISSN: 1882-2398  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
従来のエネルギーサドン法では,固体または液体の試料に瞬時にエネルギーを与えて,脱離・イオン化を行うのが,マトリックス支援のレーザー解離イオン化(MALDI)やFAB/SIMS法である.後者は高速粒子を試料に衝突させて,脱離・イオン化を行う.この場合,10keV程度の運動エネルギーを持つイオンを試料に打ち込むが,入射粒子は表面下部の試料を玉突き衝突現象で破壊する.そのためエネルギーはの大部分は破壊に使われ,脱離効率は低い.SIMS法では入射粒子のサイズ大きくすることで,試料の脱離効率を高めることができる.15keVのGa+またはC60+でAg表面を衝撃することで,このことを示した.新しいタイプのクラスター2次イオン質量分析(SIMS)法として,帯電水滴衝撃イオン化法(EDI)の開発研究が我々の研究室で行われている.分子数9万個程度の微粒子の水滴を正の100価電子数に帯電させて,10keVで加速した水滴入射粒子を用いて,ステンレス鋼基板の上に堆積したぺプチドを,脱離・イオン化した.膜の厚さが単層の10倍以内の有機試料では,下にある基板表面を傷つけず脱離・イオン化することができる.試料と相互作用する時間はぴピコ秒程度であり,超高圧衝撃波ナノ化学現象が生じていることになる.EDIによる脱離とイオン化は,マトリックスシエンノレーザー解離イオン化(MALDI)と比べて,複雑で厄介ななことは起こらないことが分かった.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
質量分析計 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る