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J-GLOBAL ID：200902282845847123   整理番号：08A1162458

ポリ(フッ化ビニリデン-トリフルオロエチレン)のLangmuir超薄膜中の高速分極スイッチングと白金電極の影響

Fast Polarization Switching and Influence of Platinum Electrodes in Ultrathin Langmuir Films of Poly(Vinylidene Fluoride-Trifluoroethylene)

著者 (3件)： VIZDRIK G. (Res. Center Juelich, Juelich, DEU) ,  VIZDRIK G. (Inst. of Crystallography, Russian Acad. of Sci., Moscow, RUS) ,  RIJE E. (Res. Center Juelich, Juelich, DEU)
資料名： Ferroelectrics  (Ferroelectrics)
巻： 370  ページ： 766-776  発行年： 2008年06月 
JST資料番号： D0777A  ISSN： 0015-0193  CODEN： FEROA8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリ(フッ化ビニリデン-トリフルオロエチレン)(P(VDF-TrFE))の強誘電Langmuir膜(80nm~100nm)中の高速分極スイッチングへの白金電極の影響について報告する。白金を選んだ理由は,界面酸化層を持つ金属電極(例えばアルミニウム)ではその層が電圧依存の伝導率スイッチングを起こす可能性があるからである。上に白金電極を付けたコンデンサは分極スイッチングも常誘電性-強誘電性相転移も示さなかった。この素子について「負のキャパシタンス」効果を観測した。このような挙動は水素アタックおよび白金が促進した化学反応で説明できる。下に白金上にアルミニウムの電極を付けた試料は,上部電極を共重合体の焼なまし後に堆積した場合にはかなり抗電場が低くなり,分極スイッチングが速くなった。その原因はおそらく膜の分子鎖の再配置と酸化アルミニウム層の影響であろう。

シソーラス用語： *Langmuir膜 ,  超薄膜 ,  スイッチング ,  *相転移 ,  静電容量 ,  水素アタック ,  共重合体 ,  分子鎖 ,  アルミニウム ,  *白金電極 ,  *分極反転 ,  *フッ化ビニリデン-トリフルオロエチレン共重合体
準シソーラス用語： *VDF-TrFE ,  キャパシタンス ,  *ポリフッ化ビニリデン-トリフルオロエチレン

分類 (2件)： 強誘電体,反強誘電体,強弾性  (BM05030B) ,  電気化学反応  (CB07050F)

タイトルに関連する用語 (5件)： フッ化ビニリデン ,  トリフルオロエチレン ,  超薄膜 ,  分極スイッチング ,  白金電極