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J-GLOBAL ID:200902282855627407   整理番号:08A0883800

小核試験と赤血球生成 小核形成に対するサイクリックアデノシンモノホスフェート(cAMP)の影響

The micronucleus test and erythropoiesis: Effects of cyclic adenosine monophosphate (cAMP) on micronucleus formation
著者 (6件):
資料名:
巻: 655  号: 1-2  ページ: 47-51  発行年: 2008年08月 
JST資料番号: C0520A  ISSN: 0027-5107  CODEN: MRFMEC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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この研究の目的は,赤血球生成に関連するげっ歯類骨髄小核試験の機構を決定することである。著者らは以前,赤血球生成の加速が変異誘発物質によって誘導される小核化多染性赤血球(MPCE)の頻度を増加させることを報告した。血漿エリスロポイエチンレベルは,500mg/kgの用量でアデノシン3’,5’-サイクリックモノホスフェート(cAMP)のN6-2-O-ジブチルアデノシン-3’,5’-サイクリックモノホスフェートを注入した後に増加した。エリスロポイエチン誘導のピークはcAMP注入後3時間で観察された。cAMP自身はBALB/cマウスの赤芽球にいかなる小核も誘導しなかった。そして,MPCEの頻度はcAMP注入後に増加しなかった。MPCEの最高頻度およびcAMP用量と小核頻度間の用量作用相関は,cAMPを24時間前に投与されたマウスで,マイトマイシンC(MMC)注入後30時間で観察された。MPCEの増加に対するcAMPの最も高い影響は,cAMPがMMCの24時間前に与えられた時に観察された。このことは,赤芽球の増殖を加速することが変異誘発物質によって誘導されるMPCEの頻度を増加させることを示している。3つの他の化学物質(カルボクオン,5-フルオロウラシル,ビンクリスチン)による骨髄でのMPCEの誘導もcAMPの前処理後に増加した。著者らの結果は,変異誘発物質によって誘導されるMPCEの増加は,cAMP前処置による赤血球生成の加速後に増幅されることを示唆する。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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赤血球  ,  遺伝的変異 
物質索引 (6件):
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