文献
J-GLOBAL ID:200902282960204031   整理番号:08A0255911

Coの置換されたMn2Sbのフェリ磁性-反強磁性相転移に関する準安定性

Metastability in the ferrimagnetic-antiferromagnetic phase transition in Co substituted Mn2Sb
著者 (3件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 022204,1-7  発行年: 2008年01月16日 
JST資料番号: B0914B  ISSN: 0953-8984  CODEN: JCOMEL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Mn2SbはCu2Sb型の正方晶構造を持ち,550K以下においてフェリ磁性秩序を示すことが知られている。Mn原子の状態にはSb原子によって四面体的および八面体的に囲まれた結晶学的に等価でない2つの状態がある。本稿では,Coの置換されたMn2Sbのフェリ磁性(FRI)-反強磁性(AFM)相転移に関する準安定性について報告する。研究結果から,低温における下限臨界磁場の非単調な変化に加えて異常な熱磁気的非可逆性が明らかになった。これらの異常は,非常に緩やかな変換動力学に因るFRI相の動力学的停止によって説明される。動力学的停止に起因する非可逆性は,過冷却や過熱における準安定性によって生じる現象とは異なる。転移温度以下では,FRI相とAFM相が幅広い温度域と磁場域において共存し,これらの相の可変性について議論する。また,測定結果から動力学的停止バンドと過冷却バンドの間の反相関性を明らかにすることができた。同じような反相関性が金属間化合物および亜マンガン酸塩におけるAFM-FM転移にも観測されることが分かった。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の無機化合物の磁性 

前のページに戻る