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J-GLOBAL ID:200902283050421485   整理番号:09A0792577

動的電圧制御システムにおける評価戦略選択に基づく高効率消費エネルギー関数型プログラミング

Energy Efficient Functional Programing on DVS Systems by Varying Evaluation Strategies
著者 (6件):
資料名:
巻: 2008  号:ページ: VOL.2NO.2,54-69  発行年: 2009年04月15日 
JST資料番号: L7379A  ISSN: 1882-7772  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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動的電圧制御(DVS:dynamic voltage scaling)は,プロセッサへの供給電圧とその動作周波数をプログラム実行時に変化させる技術であり,現在,多くの商用プロセッサに実装されている。本稿では,デッドラインなどの制約のあるリアルタイムシステムを対象に,DVSシステムにおいて動的エネルギー消費のより少ないプログラムを開発する方法論の1つを提示する。DVSシステムで実行されるプログラムに動的エネルギー消費の最適化が有効であるためには,残り予測実行時間の実行早期の正確な見積りを容易にすることが重要である。そのため,プログラムは何を計算するかに加えどう計算するかをうまく指定する必要がある。しかし,プログラム改変によるエネルギー消費の最適化はプログラムのモジュール性を著しく損なう。本稿では,プログラムから独立し,エネルギー消費の最適化戦略を開発する手法を提案する。提案手法により,エネルギー消費の最適化を行うときに元のプログラムの部分正当性が容易に保存され,元のプログラムおよびエネルギー消費の最適化を行うための評価戦略が独立してそれぞれモジュール性を有するようになった。遅延評価などのプログラミング言語の特徴や構成的アルゴリズム論における組化などを活用することにより半自動化が実現できたことが,本開発法の特徴の1つである。本稿では,整列,選択,文字列検索などの基本的なアルゴリズムに提案手法を適用する。また,電力モデルを備えた命令セットシミュレータ(ISS:instruction set simulator)において実験を行い,エネルギー消費がどれだけ最適化されたかを評価する。基本的なアルゴリズムにおいて,本稿のアプローチが有効であることから,複雑なアルゴリズムに対しても本手法が効果的であることが期待される。(著者抄録)
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分類 (3件):
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その他のディジタル計算機装置  ,  計算機システム開発  ,  制御方式 
引用文献 (40件):
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