文献
J-GLOBAL ID:200902283149135999   整理番号:08A0918979

過渡的発光イベントのグローバルな分布および発生頻度

Global distributions and occurrence rates of transient luminous events
著者 (13件):
資料名:
巻: 113  号: A8  ページ: A08306  発行年: 2008年08月08日 
JST資料番号: C0294A  ISSN: 0148-0227  CODEN: JJGRDA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本稿では,FOMOSAT-2衛星搭載スプライトおよび上層大気雷放電イメージャ(ISUAL)実験に基づいて,グローバルな過渡発光イベント(TLE)の分布および頻度に関して報告した。ISUAL観測は北半球夏期では45°Sから25°Nの緯度および北半球冬期では25°Sから45°Nの緯度をカバーしている。2004年7月から2007年7月まで,ISUALは5432個のelve,633個のsprite,657個のhalo,および13個の巨大jetを記録した。驚いたことには,elveはTLEの卓越するタイプであるが,sprite/haloは遠く2番手である。elve発生頻度は海面温度が26°Cを超えるとジャンプし,海洋-大気-電離圏結合を明示した。ISUALサーベイでは,elveはカリブ海,南シナ海,東インド洋,中央太平洋,西大西洋,および南太平洋上空に集中していた;他方,spriteは中央アフリカ,日本海,および西大西洋に集中していた。ISUAL実験はelve,sprite,halo,および巨大jetに対してそれぞれ,3.23,0.50,0.39,および0.01イベント/分の頻度を観測した。装置の検出感度および制限されたサーベイ領域を考慮に入れると,spriteおよびelveに対する修正したグローバルな発生頻度はそれぞれ2倍および一桁高い可能性がある。ISUAL観測はまた高ピーク電流雷放電(>80kA)の相対的頻度は陸上より海上で10倍高いことを示した。修正したISUAL elveのグローバル発生頻度を基にして,elveホットゾーン上空の下部電離圏における全電子数は5%以上増加していると計算された。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
電離層・熱圏  ,  その他の気象 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る