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J-GLOBAL ID:200902283170521726   整理番号:08A1197170

大きな小惑星の衝突の,大気中の紫外放射に及ぼす効果

Effects of a large asteroid impact on ultra-violet radiation in the atmosphere
著者 (3件):
資料名:
巻: 34  号: 23  ページ: L23805  発行年: 2007年11月21日 
JST資料番号: H0609B  ISSN: 0094-8276  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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小惑星の衝突により生成された硫酸塩エアロゾル粒子の紫外(UV)放射への効果を,放射輸送計算で研究した。衝突後,太陽入射光の減少及びO3減少が,予想される様に生じ,その各々がUV放射を相殺する。衝突後の硫酸塩量とO3減少量の合理的範囲を推定し,その範囲内の粒子,O3濃度を変化させて,UVの成層圏での吸収と共に,地球表面でのUV放射を計算した。計算によれば,UV-B(0.28~0.315μm)放射は粒子,O3の両者の濃度に関係した。UV-B放射の硫酸塩粒子による反射は,O3減少による地表UV-B放射の増加を相殺する。多量の硫酸塩粒子が成層圏に存在するので,本研究は,Chicxulub衝突現象の直後,地表でのUV-B放射は,衝突前の水準と比較して増加しない。衝突後数年後は,硫酸塩粒子の殆どが大気より除去されるが,その量は尚O3を破壊し,O3レベルを地球上の生物に対して有害な水準以下に保たれる。Chicxculub衝突の場合,UV-B放射の増加は衝突の数年後に生じ,白亜紀の終わりの大量絶滅に寄与したと思われる。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (1件):
分類
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成層圏・中間圏 
タイトルに関連する用語 (4件):
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