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J-GLOBAL ID：200902283238877826   整理番号：08A0454976

枯草菌でのmyo-イノシトール代謝

myo-Inositol Catabolism in Bacillus subtilis

著者 (7件)： YOSHIDA Ken-ichi (Kobe Univ., Kobe) ,  YAMAGUCHI Masanori (Hokko Chemical Ind. Co., Ltd, Atsugi) ,  MORINAGA Tetsuro (Kobe Univ., Kobe) ,  KINEHARA Masaki (Kobe Univ., Kobe) ,  IKEUCHI Maya (Kobe Univ., Kobe) ,  ASHIDA Hitoshi (Kobe Univ., Kobe) ,  FUJITA Yasutaro (Fukuyama Univ., Fukuyama, JPN)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 283  号： 16  ページ： 10415-10424  発行年： 2008年04月18日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 枯草菌のmyo-イノシトール代謝にはiolABCDEFGHIJオペロンが関与し,IolGがmyo-イノシトールを2-ケト-myo-イノシトール,さらにIolEが脱水により3D-(3,5/4)-トリヒドロキシシクロヘキサン-1,2-ジオンにすることが知られている。この続きの反応を検討した結果,引き続きIolDによる加水分解で5-デオキシ-D-グルクロン酸に,IolBによる異性化で2-デオキシ-5-ケト-D-グルコン酸に,IolCによるリン酸化で2-デオキシ-5-ケト-D-グルコン酸6-リン酸に順次変化した。なお,このリン酸化物はレプレッサーIolRのDNA結合をアンタゴナイズしてiolオペロンの誘導因子として機能するようだった。代謝はさらに,IolJがアルドラーゼとしてジヒドロキシアセトンリン酸とマロン酸セミアルデヒドに分解し,前者は解糖経路に合流し,後者はIolAによりアセチルCoAとCO₂に分解された。

シソーラス用語： *糖アルコール ,  *枯草菌 ,  代謝調節 ,  *糖質代謝 ,  二酸化炭素 ,  代謝産物 ,  オペロン ,  ヒドロラーゼ ,  イソメラーゼ ,  アルドラーゼ ,  デヒドロゲナーゼ ,  カルボキシリアーゼ ,  複合酵素系 ,  DNA結合タンパク質 ,  アルコールホスホトランスフェラーゼ ,  リプレッサー ,  アシルCoA ,  *微生物 ,  *芽胞形成菌
準シソーラス用語： IolA ,  IolB ,  IolC ,  IolD ,  IolJ ,  IolR ,  デカルボキシラーゼ

分類 (2件)： 代謝一般  (EB06030E) ,  微生物の生化学  (EG03020N)

物質索引 (4件)： D-myo-イノシトール ,  アセチルCoA ,  ジヒドロキシアセトンリン酸 ,  2,5-ジデオキシ-5-オキソ-6-O-(ジヒドロキシホスフィニル)-D-グルコン酸

タイトルに関連する用語 (3件)： 枯草菌 ,  myo-イノシトール ,  代謝